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  • 執筆者の写真近藤 伸夫

熱中症にはミネラル豊富な岩塩タブレット?

夏間近となり、熱中症対策のことを耳にすることが多くなりました。私は一日15~20g程の塩分を摂取していますから水分不足にはなっても塩分不足にはならないと思いますが、スポーツをする人や屋外で作業をする人にとっては塩分摂取はかかせません。最近では、いろいろな塩のタブレットも登場しています。こんなときこそ塩の重要性を理解していただく機会だと嬉しく思っていますが、一部の粉砕岩塩タブレットにミネラル豊富などと謳っている商品がありますので注意が必要です。本来粉砕してそのまま食することのできる岩塩には塩化ナトリウム以外のミネラル成分はほとんど入っていないからです。熱中症対策として別にマグネシウムやカリウム、カルシウムも多く入っていなければならない理由も見当たらないのでどうでもいいことなのですが、もしミネラル豊富なことを強調していたなら問い合わせしてもよいでしょう。ナトリウム以外のミネラルも補いたいのなら「雪塩」や「ぬちまーす」・「.宗谷の塩」などの海水全蒸発塩がよいでしょうし、平窯で炊いた市販の海水塩でも十分です。私がお勧めする岩塩タブレットの使い方は舌の下に岩塩を置いて徐々に溶かしていく方法です。これは歌手が風邪をひいたときに喉をまもるために行う方法ですが、塩分摂取と風邪予防で一石二鳥です。お試しください。

2018.06.06


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