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  • 執筆者の写真近藤 伸夫

「塩灸」を体験してみました。

ただいま「塩の本」を執筆中です。美容から健康・料理・風水・歴史と塩に関することはなんでも詰め込んだ本です。身体のメンテナンスのところで「塩灸」を取り上げました。いわゆる民間療法ですが、鍼灸専門学校でも教えているらしいです。塩を使う理由は、薬理効果を期待するというよりもお灸のバリエーションとして「どの家庭にも必ずあるもの」を使ったということが始まりのようです。 ① 塩は、粗塩を準備します。粗塩は水分を多く含んでおり、これにお灸の熱を加えると、「ジワーっとした気持ちの良い湿熱」になります。  ② 塩灸は、主に「おヘソ」に行います。おヘソは、「神闕(しんけつ)」というツボで、気が入ってくる重要なツボです。ガーゼを敷き、その上に塩を1cm程の厚さに盛ります。その上にもぐさを載せて点火。じわじわと、ヘソから熱が身体の中へ伝わってきます。おヘソの周りが赤くなり、お腹がしっかり温まれば成功です。元気が満ちてきて、下痢も治ります。安全にお腹の中から体を温めることができる非常に気持ちよくリラックスできる療法です。 近くの鍼灸院などでリクエストしてみるのもいいでしょう。 【おすすめ 塩灸に使う塩】 さらさらの塩や岩塩でなく適度な水分を含んだ塩でないと盛るのもむずかしいので、ニガリが入った塩を選びます。私もとりあえず体験してみましたが、お腹周りがポカポカでした。(2020.07.13) 



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