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執筆者の写真近藤 伸夫

「高血圧には減塩食」という常識がなくなる日はすぐそこに!

私が病院に絶対に入院したくない最も大きな理由は、病院の減塩食です。とくにやや高血圧の症状があるので減塩はMUSTということになるでしょう。私は食塩非感受性であるにも関わらずです。(遺伝子検査済)。めったにみない減塩食擁護ではない記事が日経MJの2月21日号に載っていたので嬉しくなりました。書いたのは東北大学特任教授 村田裕之氏。以下、記事からの抜粋。

例えば、ある人が食塩感受性遺伝子を持つことがわかれば、1日5グラム以下といった食塩摂取制限により高血圧の発症を予防できる。一方、この遺伝子を持たないことが分かれば、たとえ高血圧症でも、食塩制限はあまり必要でないと判断される。~中略~高血圧症の高齢者の一部については、最新の科学的なエビデンスに基づけば、食べたいものを食べられる自由度が上がるということだ。~中略~ 「高血圧には減塩食」という常識が、実は常識でなくなる時代がすぐそこに来ている。

私は、厚労省にもこのことを確認し一律に塩摂取基準をきめるのはおかしいと訴えてきましたが、風が 一律な減塩反対派に吹いてくるのを祈るばかりです。 (2020.02.23)


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