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  • 執筆者の写真近藤 伸夫

厚生労働省からの返答

去る2018年8月に「国民の皆様の声」で質問した答えが2月に返ってきていました。送った内容は、厚生労働省は、生活習慣病の予防を目的とした「目標量」としてナトリウム(食塩相当量)について、高血圧予防の観点から、18歳以上男性:8.0g/日未満、18歳以上女性:7.0g/日未満などと定めているが、その根拠はどこにあるのか?食塩感受性高血圧と食塩非感受性高血圧とがあり、高血圧が塩分の影響を受けない人も相当の割合でいることが実証されているのにそれらを無視して十把一絡げにして一日の食塩摂取相当量目標を定めるのはおかしくないですか? というものだが、回答は、

当省で策定している「食事摂取基準」で定める「目標量」につきましては、 生活習慣病の発症予防を目的として定められた指標となっております。 したがいまして、例えば、ご指摘のナトリウム(食塩相当量)の目標量であれば、 高血圧になる前の健康な個人及び集団を対象とした基準となり、 ポピュレーションアプローチの観点から、対象者を層別化をせずに設定しております。

というものでありました。つまり食塩によって高血圧になる人とならない人がいるのであればなるということを前提として定めた目標値であるということです。      これについては、改めて意見を述べたいと思っています。



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